結局のところ海外旅行のゲストハウスで試されるのはコミュニケーション力

 

前回の記事で、英語上達について簡単に語らせてもらいました。全て簡単な話です。音で覚えるという話と、失敗を恐れないで話すべしという話でした。それに関連して、今回はコミュニケーションを扱いたいと思います。結局のところ、ゲストハウスでうまいことコミュニケーションを取れるかどうかは、失敗を恐れない「テキトーでいっか精神」にかかっています。面白いものです。失敗など気にしない。そんな考えを身につけた瞬間から大きな変化が。

 

是非とも一度やってもらいたいのですが、どうでしょうか。まずは、英語を話さなければ…うまく、完璧に…という強迫観念を捨てましょう。これだけで大きな変化が実感できるはずです。英語が完璧である必要は全くありません。むしろ、完璧な英語などありえません。日本人である以上、高いレベルの英語を披露する必要などないのです。外国語なのですから、まずは「できないで当たり前」だと思ってください。ミスして当たり前です。

 

前回の記事でもご紹介しましたが…何も気にしない姿勢で挑むだけで、コミュニケーションを円滑に進めることができます。英語力は関係ありません。事実として、英語力がゼロであっても、結果的にうまいことコミュニケーションを取れている人はいるのですから。考えてみてください。ゲストハウスでどんな人に出会ったら嬉しいですか?いちいち英語の文法を気にして堅苦しい会話を展開する人でしょうか?それとも、何も深いことを考えずに楽しいひと時を過ごす人でしょうか?必ず後者でしょう。客観的に見てみればわかることですが、意外と忘れがちなところです。

 

逆に「それはどういう意味ですか?」という目的でゲームを進めることもできます。英語が通じないなら通じないなりの楽しみがあるということです。そう考えてみることをお勧めします。通じないなら、通じるかどうかをゲームにしてしまうこともできます。

 

多少の語弊を恐れずに言ってしまえば、海外では、社交的に明るく振る舞う人が多いに受け入れられます。もちろん、日本でもその傾向にはありますが、海外ではより顕著です。「なんだか知らないけど、楽しもうぜ」という風潮ですね。それにいかに入り込めるか。これが重要です。特に海外旅行では皆がはっちゃけているのですから、それに飛び込めるかどうかが大事です。是非とも一度やってみることをお勧めします。そして気づくはずです。意外と、みんな、ミスや文法の誤りを全く気にしていません。日本にはむしろそのような文化があります。悲しいもので、ミスに厳しい文化でしょうか。これを海外にまで持ち込む必要はありません。国境で食い止めましょう。

 

具体的には挨拶です。日本人にとってなかなかハードルが高いかもしれませんが、是非ともゲストハウスで出会った人には、必ず声をかけてみてください。「Hi(ハイ)」と話しかければ、きっと返事をしてくれます。それだけで嬉しくなるものです。こんな気軽な感じでいいんだ。そう思えるのです。気軽に話せる。この楽しさを是非とも味わってみてください。病みつきになります。世界の他の場所から来た人と意外な理由で出会って、面白い繋がりを感じられる。これこそが旅の醍醐味ですね。それでもどうしても英語に自信がない…という人は、視覚的な助けを借りることをお勧めします。例えば、写真です。こんな場所を旅して、こんな絶景を見て…そんな写真を見せるだけで意外と会話が成立します。「どこなの?」「いつ行ったの?」といくらでも会話は膨らみます。もう一つおすすめなのが、相手に質問をすること。自分が質問をたくさん受けると意味がわからなくなるかもしれません。そこで、自分から質問をして会話のテーマをコントロールしてしまいましょう。

 

海外旅行に向けて英語力を鍛える方法

 

海外旅行をするなら、英語力を。そう思い立ったあなた。さて、何から手をつけましょうか?仮に現在の英語力を「学校で習ったことがある程度」とすると、何から勉強すればいいのか、悩みますよね?文法から?単語から?それとも会話から?リスニングも大事?そう考えすぎると結局「大変そうだから、やめておこうかな」となってしまうものです。そこで今回は、出来るだけ簡単に無理なく英語力を引き上げる方法をご紹介します。時間がかかりすぎるものや、あまりにも退屈すぎるものは排除して、実践的なやり方に集中しましょう。

フレーズを使って役を演じてみる

 

英語は言語。単なる薄っぺらい情報の集まりではありません。言語はコミュニケーションの要です。そこで、コミュニケーションの場面を思い描いた、実践的な勉強を進めましょう。まずは旅行用の英会話の本を用意します。出来るだけ小さいものをお勧めします。張り切って辞書のようなものを買っても…きっと続きません。むしろ圧倒されて英語の苦手意識が強まるだけ。だからこそ、これくらいならできるかも…。そう思える小さめのガイドブックのようなものを用意しましょう。初心者がやりがちなミスは最初から気合いを入れて大量に本を買うこと。複数の本を買うと、焦りの原因になってしまいます。この本を読んだら、今度はこっちの本で…という具合です。受験生にありがちなミスですね。まずはこれを回避しましょう。少なく始める。できる範囲を見極める。これが大事な出発点です。一冊の本を読めない人は、何冊であろうと読めません。まずは一つから。そもそも海外旅行用のフレーズなど限られています。大量に本を読み漁る必要などありません。大体の英会話の本には、レストラン、ホテル、空港などで使える場面ごとのフレーズが載っています。実際、海外旅行をしてみると、本当にそこにあるフレーズ(またはそれのちょっとしたバリエーション)しか使いません。なので、「いっぱい本を買って、全部覚えなければ」と焦らないでください。

口に出して音として覚える

 

本を用意したら、次のステップは海外旅行の楽しい情景を想像しながら、フレーズを声に出してみることです。本の種類にも様々あり、例えば、フレーズにカタカナでフリガナがふってあるものも、何も発音のサポートがないものもあります。必ず発音がわかるものにしましょう。CDが付いているとベストです。音声を聴きながら、それに続いて発音してみましょう。これはシャドウイングという手法です。理屈を考えずに音で丸覚えするのは、かなりお勧めです。この時、ちゃんと海外旅行中の自分をイメージしてください。空港で使うフレーズ、レストランで注文するときに使うフレーズなどなど…そして、フレーズで意思疎通ができた状況まで思い描いてみましょう。これだけで、かなりモチベーションが上がります。

 

ふいに口にしてしまうくらいになんども言う。フレーズを覚えるというよりも、歌のリズムで覚えるくらいでもいいと思います。変なリズムをつける必要はないのですが、全体を流れで記憶してください。ふとした瞬間に、頭を過ぎる…そんな状態がベストです。

 

文法は基本的に気にしない。私は個人的に文法をあれこれと研究するのが好きなタイプです。しかし、敢えてこう言います。海外旅行で使える英語のフレーズを覚えるだけなら、文法など気にしないでOKです。全然大丈夫です。文法に苦手意識があって、これがあるから英語とは距離をおきたいと思っている人がいれば、是非とも安心してください。フレーズを音で覚えて、記憶するだけで、十分なのです。そもそも、日本人は文法的な完璧さを意識しすぎている傾向にあります。会話での英語など、名刺が連続したり…とにかく、完璧な文章を使うことの方が少ないくらいですから、大丈夫です。文法を考えすぎて、「ええと、主語が[私]だから[I]で…そして動詞が[好き]になるから…ええと[like]のまま[s]はつけないでいいのか」と考え込むのは非常によくない癖です。海外には、もっと文法の知識ゼロだけで、とりあえず言いたいことは大体言える人はたくさんいます。日本人は頭でっかちの慎重さんになっているのです。上のような考え方をして何も言葉が出てこないくらいだったら、大げさな例ですが…ミー・ライク・ライク!と言った方が、相手は困らないでしょう。「あ、好きなんだ」とわかればそれでいいのです。決して、あなたは英語の言語学者でもなければ、英語を仕事に使っている人でもありません。とにかく伝わればいい。この意識を持ってください。これだけで、一気に気が楽になるはずです。

 

面白いもので、ゲストハウスでこのような例を目の当たりにしました。すごい英語ができる日本人がいたのですが、その人は、あまりにも自分の文法を気にしすぎるせいで、非常に会話がぎこちないものになっていました。一方で、ある韓国の人は英語力で言えばほぼゼロです。しかし、面白いことに、彼は、どんな人との会話にも臆することなく笑顔で対応して、なんとか意思疎通をしようと、積極的に話していました。結果は、どちらの方がよかったと思いますか?もちろん後者です。前者が英語が上手だったにも関わらず、うまくコミュニケーションが取れていませんでした。会話とはそのようなものです。例の英語が全くダメな韓国の人はすごいもので、iPhoneにある写真を見せながら、単語を連発しながら、自分がそこに行った旨などを伝えていました。そのプロセスそのものがもはや、相手の言いたいことを理解するための連想ゲームみたいで成立していて、なるほどと思いましたね。

 

海外旅行を楽しみながら無理なく言語を上達させるコツ

 

海外旅行に出かけるなら…ただ観光地を巡るだけではなくて、今後につながる学びも得たいものですね。もちろん、堅苦しく旅をする必要などありません。むしろ、旅とは自由に肩の力を抜いて楽しむものです。その中に自然と学びのエッセンスを調合することができたら最高だと思いませんか?今回は、気ままに旅をしながらも言語を上達させるコツをご紹介します。是非ともこれからの海外旅行に生かしてみてください。

海外旅行で使いそうなフレーズだけを覚える

 

まずはこのコツ。一番おすすめなポイントをご紹介します。海外旅行先に限らず、実際のところ…一番使うフレーズや言葉は決まっています。どんな人であろうとです。そこで、よく使うフレーズを丸々暗記してしまいましょう。暗記というと難しく感じるかもしれませんが心配ご無用。お勉強だと思わないでください。もっと楽しいものです。想像してみてください。パリのカフェで華麗にコーヒーを頼んでいるあなたを。ニューヨークのお土産屋でお目当の商品の場所を尋ねているあなたを。全て、簡単に実現できます。なにせ、事前に、言うべきことはわかっているからです。つまり…答えがすでにわかっている試験を受けるようなもの。事前に準備できるので、何も臆することはありません。それでは、具体的な手順をお教えしましょう。

ステップ1. まずは旅のフレーズ集を用意する

 

英語でもフランス語でもドイツ語でも…ほぼどんな言語でも旅行用のフレーズ集が販売されています。便利な世の中です。書店の旅行関係の棚に直行しましょう。もちろんAmazonでの購入でもOKです。でも理想は、中身が見られる書店でしょうか。立ち読みして決めるのでもいいですね。購入したフレーズ集の中から「お、これは使いそうだな」というものをリストアップしてください。それらを、小さなメモ帳に記載します。小さな、というのがポイントです。実際にこれを旅行に持っていきましょう。現地では、普段使いするのはこの小さなメモ帳で、さらに気になることがあれば、大元の本を使うようにしましょう。実際、フレーズ集には大量に文章が載っているので、いざという時に「あれ、どこにあのフレーズがあったかな?」となってしまうものです。そのような意味で、一番使うかもしれないものは別のノートにメモして、さらに頭に叩き込みましょう。

ステップ2. とにかく口に出して覚える

 

記憶には色々な方法がありますが、最終的な目標は試験でもプレゼンテーションでもありません。日常的な場面で使うことです。ですので、旅行中の自分をイメージして、なんども口に出しましょう。ポイントは単語ひとつひとつをあまり意識しすぎないで、全てを流れで口に覚えこませることです。後から「どこからどこまでが単語だったかな?」なんて困ることはありません。なにせ、一つの文章がそのまま現地の人に伝わればいいのですから。カプチーノを頼むイメージならば、旅先のカフェをイメージしてください。理想的には、何も意識しなくても歌の歌詞のようにふわっと口から出てくる状態です。まずは一つの文章を覚えてみましょう。言語の特徴にもよりますが、基本的にはカタカナの発音で問題ありません。スペイン語、イタリア語、ドイツ語あたりは特にカタカナの発音でもスムーズに伝わるものです。

ステップ3. 自分の記憶をテストする

 

しっかりと記憶できているかどうかをテストすることも大事です。言い換えれば思考回路の確保でもあります。「〇〇な時には、〇〇と言う」というパターンを脳の中に構築してしまうのです。例えば、カフェで(席について)注文をするために店員を呼ぶ時の一言は?…と頭の中で想像して、対応するフレーズを喋ってみてください。体の身振り手振りとセットにすると尚効果的です。例えば、手を挙げながらフレーズを口にするという具合ですね。これをひたすらに反復しましょう。また、家にいる人に手伝ってもらうのも効果的です。「〇〇と言いたい時には?」と質問してもらって、反射的にフレーズを答えます。

ステップ4. 堪能な会話ができる自分を想像する

 

少し想像してみてください。現地を旅行しながら、旅慣れた感を出して…美しくフレーズを出して(もちろん記憶しておいたものだけで結構です)そして、すんなりと通じた時の快感を。ものすごい気持ちいもので、一度うまくいくと病みつきになります。言語が苦手、海外の言葉はちょっと…という人の多くは、コミュニケーションに失敗した時の恐怖感を想像してしまっているものです。意識をうまくいった時の誇らしさに変えましょう。なにせ、失敗して当たり前です。

 

海外旅行(特にひとり旅)と自分の仕事をうまく融合する方法

 

海外旅行は単なる旅でしょうか?それとも、学びの機会?仕事につながる何かを手にする大事な場でしょうか?海外旅行の質をどれだけ高められるかは全てあなたにかかっています。「ああ、楽しかった」で終わるのもいいですが、せっかくなので、これを「旅が仕事の進化につながった!」に変えたいとは思いませんか?そこで今回は、そんな次のステップを目指して進み続けるあなたのために便利なコツをご紹介します。

自分の強みを考えてみる

 

あなたの強みは何ですか?面白いことに、人は追い込まれると本領を発揮します。海外旅行(特にひとり旅)という…他には誰も助けてくれない、自分の力で何とかしなければならない状況に身を置くことで、自分の強みがわかります。もちろん、生物関係の仕事、医療関係、建築、経済、不動産などなど、職業のくくりで考えるのでもいいのですが、それは日本にいれば十分やっていることだとは思いませんか?せっかくなので、他の視点から考えてみましょう。つまり、職業というくくりで自分を定義していた過去から抜け出すのです。海外でひとり旅をしていると、もっとサバイバルな部分の自分のスキルと向き合うようになります。人とまともに会話ができるのか、地図が読めるのか、雰囲気で危なさそうな通りを避けることができるのか、美味しそうなお店をどのように調べるのか…全てが実践的なスキルです。しかも、失敗すれば、その結果がすぐに自分に降りかかります。もちろん逆も然りです。うまくいけば、成功の報酬が直接自分のもとにやってきます。だからこそやりがいがあるのです。さらにここで面白い感覚に出会うはずです。

自分の弱みがどんどん見えてくる

 

これこそが重要なポイントです。自分の弱みとは??極限の状況に追い込むことで、トラブルに出くわすことで、自分の人としての不甲斐なさに気づくかもしれません。それは大事な場面です。日本の生活に慣れきっていると、そもそも、全てがスムーズに行きすぎていてしっくりこないこともあるでしょう。この、弱さとの対峙こそがひとり旅の醍醐味かもしれません。日本にいてはなかなか味わうことのできない感覚です。面白いもので、人は、極限の状態に身を置くと…なんだかんだでそれに慣れて、その状況をうまくコントロールして…後から考えると「あ、成長できた」となるわけです。これこそが次の次元への成長なのではないでしょうか。環境を変えて、誰も助けてくれない状況を作ることで殻を破るのがおすすめです。もちろん、誰も「極限の状況になんか」陥りたくないものですが、旅という興奮溢れる経験のおかげで、ちょっとしたトラブルもいい思い出になります。そんな意味でも、旅の中で自分の殻を破ってみることはとっても有用なのです。

旅の出会いを自分の仕事に生かしてみる

 

旅はインスピレーションだらけ。食べ物も、飲み物も、ホテルも、雑貨も、人も、文化も…何もかもがあなたの常識の外側にあります。どんな職業であっても業界の慣行があるもので、その中にいると…周りが見えなくなってしまいます。なので、旅を通してそれを一回脱ぎ捨てることが重要です。さらにより、仕事への学びと旅を結びつけるために、旅行先で自分の業界に関係したものを積極的に観察してみることをお勧めします。例えば、建築業界の人であればその国の家に注目してみて、電化製品のお店で働いている人であれば、その国の電化製品販売店のレイアウトを探ってみたり。必ず「へぇ~こんな違いがあるのか?」と面白くなるものです。これは紛れもなくあなたの強みです。その業界にいる人でなければ日本での経験も知識もないので、そのような深い比較ができないのですから。是非とも、そのノウハウと旅の機会との繋がりを無駄にしないでください。必ず実りある学びにつながるはずです。

旅のインスピレーションはアイデアの宝箱

 

せっかく旅先で出会ったアイデアやインスピレーションを逃さないでください。勿体無いです。アイデアとは不思議なもので、「ふと思いついて…そして、知らないうちに頭から消え去って」いきます。色々な人の頭の上をふわふわと飛ぶ蝶々のようなものでしょうか。誰かがしっかりとそれを意識してメモしない限り、どんどん次の人のもとへと渡ってしまいます。せっかくあなたのもとに訪れたアイデアです。無駄にしないようにメモをしましょう。旅とメモ帳の相性は抜群です。小さなものを一つ持っていけば、あらゆる場面で大事な情報を書き留めることができます。

ありきたりじゃない海外旅行を楽しむためのコツ(上級編)

 

前回の記事、「ありきたりじゃない海外旅行を楽しむためのコツ(中級編)」では…今までの海外旅行のあり方に飽きた方のために、旅をもっと有意義に変えるためのコツをご紹介しました。海外旅行を始めたばかりの人にはなかなか馴染みのない発想だったかもしれません。そんな意味で中級編と名付けました。実践するのは決して難しくありません。全てちょっとした意識で導入することができます。実際に試された方もいらっしゃるかもしれません。

 

そして今回は、もう少し先に話を進めていきましょう。前回の記事で「もう、十分に旅の差別化ができたでしょ?」とたかをくくってはいけません。まだまだ先があります。ガイドブックに掲載されている場所の答え合わせにこだわり過ぎないこと、そして、写真撮影とSNSへの投稿に支配されない事をお伝えしました。ようはデトックスのようなものです。今回はもっと、自分なりの価値を発見するための旅に出かけましょう。

 

観光地の選定に複数のソースを活用する

 

響きは難しそうですが、大丈夫です。決して難しくありません。今まで、一冊のガイドブックにだけ頼り切ってきたあなた…その習慣から抜け出しましょう。ガイドブックを使うにしても、最低でも二冊比べて見る事をオススメします。そこから面白い発見があるものです。同じ観光地であっても、全然説明の仕方が違います。例えば、画像を多用して感情に訴える事を意識したガイドブックもあれば、逆に、情報の提供に重きを置いたものもあります。両方を組み合わせるだけで、かなり理解が進むものです。特にオススメなのは、方向性の全く違うガイドブックを二冊読んでみる事です。きっとこんな事を思う事でしょう。「視点が違うだけで、ここまでいう事が変わり…読んだ時に受ける印象が違うのか」と。例えば、こんな例をご紹介します。あるガイドブックを読んで、オススメの観光地が紹介されているとします。そこに使われているメインの大きな画像をその観光地の定番の絶景だと思い込むものです。そうは思いませんか?意識をしていなくても、多くの旅行者がそれと全く同じ構図の写真を撮影する事を追い求めて、現地に向かっているのです。実際、現地でも全く同じ構図の写真を撮ろうとしている自分がいることに気づくはずです。よくよく注意してください。

 

現地の人にオススメの観光地や店を聞いてみる

 

ガイドブックを作る会社ももちろんプロですが…結局のところ日本人です。その国のことを一番知っているのは現地の人。そう思いませんか?郷にいれば…という言葉のように、そこにいる人の指南に従いたいものです。例えば、こんな状況を想像してみてください。秋田出身の人にその場所の事を聞いたりしますよね。これを海外旅行に応用してみようというわけです。でもどうやってできるのでしょうか?一番、色々な人と話ができるのはバーです。やはりお酒が入ると、誰とでも気軽に話せる環境ができるものですね。これを機に、いいお友達ができる可能性もありますし、是非とも試してみてください。これと同時に、現地を旅行する他の旅行者にオススメを聞いてみるのも便利です。ゲストハウスに泊まると色々な人と会話する機会がありますよね?そこで、「どこに行った?」「どこがオススメ?」と訪ねてみましょう。きっと面白いことに気づくはずです。人によって、全然オススメが変わるのです。明らかに自然派な人はハイキングコースを推奨する傾向にあり、適当に旅行している人は、一番の有名どころを紹介して…その違いを分析するのも意外な旅の楽しみになるかもしれません。

 

インタラクティブなツアーに参加してみる

 

日本からツアーを予約する必要などありません。日本人に囲まれてのツアーもいいかもしれません(安心感があるという意味で)それだけでは、本当の現地の雰囲気を堪能することができません。せっかくなので、現地に集まった世界各国からの人々で構成されるツアーに参加してみてはいかがでしょうか?面白いもので、そこから、次の旅のヒントが見つかったりするものです。実際「次、私の国に来るときには案内するから教えてね!」と言われることはよくあります。このように、どんどん、旅先のツアーで出会った人を経由して旅を続けるというアイデアも悪くないかもしれません。どれだけ身をまかせることができるか。この先に、他の日本人にあまり知られていない絶景があったりするものです。しかも、無料で泊まらせてくれたりと…色々なメリットがあります。

 

ありきたりじゃない海外旅行を楽しむためのコツ(中級編)

 

海外旅行は好きですか?海外旅行のどんな部分がお好みでしょうか?海外旅行が大好き!そんな感情はよく湧き起こるのですが…実際にどのような理由で海外旅行に魅了されているのかを考える機会は意外と少ないものです。是非とも考えてみてください。私の中の答えはいくつかあります。その中の一つが、答え合わせのような楽しみ方です。これに共感する人は多いのではないでしょうか。例えば、ガイドブックを見ながら観光する場所を決めます。そして、見ておきたい場所のリストアップをします。例えば、タイでああれば、プーケットのこのビーチに行って、バンコクのこのショッピングモールに行ってという具合です。もちろんこれもいいのですが…最近、物足りなさを感じてきました。

 

答え合わせを卒業してみるのも一つの手ではないでしょうか?答え合わせでは…淡々と攻略した場所の写真を撮影してそれをインスタグラムにアップロードする程度でしょう。これで承認欲求も満たせて一石二鳥かもしれませんが、本当にそれが理想的な海外旅行なのでしょうか?答え合わせの旅には飽き飽き…そんなあなたは、是非ともありきたりじゃない海外旅行を目指してみてください。

 

旅程を目一杯確保する

 

「え、仕事で忙しいから無理!」などと言われそうですが、決して狙いはそこにありません。むしろ、海外旅行全体の日程を引き延ばすのではなくて、大事なのは、一つ一つの観光名所に使おうと思っている時間に余裕を持つ事です。時間に余裕があれば、そこから周りを歩き回ってみようとか、途中で見つけた気になる路地に入ってみようとか、新たな冒険の可能性が生まれます。時間に余裕があるからこそ、心にも余裕が生まれます。すると、ちょっとした面白い変化に気づく事ができます。例えば、この国ではこうやって食器を並べるのか、この地域の人々は寒いのに半袖が多いなどなど。このようなより生活に密着した気づきを得る事で、旅の深みがどんどんと増していきます。

 

写真を撮る事に固執しない

 

時に…こう思う事があります。なんのために海外旅行をしているの…?え?写真を撮って、友達に見せるというしょうもない自慢のため…。ふとこれを考えると、虚しくなりました。せっかく、海外の素敵な環境に触れているのに、スマホのフォルダ整理をしたり、写真を削除してスペースを空けるのに必死になったり、撮影した写真ばかりに見入って、目の前の絶景を見ていなかったり…一体、あなたは何のために海外旅行に??不思議な世の中ですね。このような光景はよく見かけます。美しい景色が目の前に広がっているのに、それを「見る」事よりもその景色を「写真に収める」事をもはや任務のようにこなす人がたくさん。写真を楽しむのはいい事ですが、目の前の大パノラマを見ない理由がどこに?また写真撮影からのSNS投稿に没入しすぎると、非常に旅がカツカツになりがちです。次はここでこんな写真を撮映して…というロケでもしているのかという仕事ぶりになります。一度この中毒的な状況から解放されてみませんか?

 

思った事を言葉に残す

 

トラベルジャーナルをご存知でしょうか?簡単に言えば、旅行の記録を残すための日記です。これは非常におすすめです。誰にあった、何を食べた、どのバスに乗り遅れた…何に感動した…などなど。これを記録に残す事で旅の深みが何倍にも増します。是非ともやってみてください。海外旅行をして言葉を紡ぐ…という習慣をつける事で、私はある気づきにたどり着きました。それは、記録できる何かがあることの重要性です。「すごい!ノートにメモしとこう!」という気持ちの高まりが大事なのです。考えてみてください。何もない日常、モノトーンの職場…そんな気持ちでルーティーンのように生活していたら、悲しいですよね?そんな時に、日々の気持ちを日記に書こうと思いますか?そうはならないでしょう。では、どんな時に日記に物事を書きたくなるのか。そうです、感動です。刺激です。そんな「日記を書きたくなる、誰かに伝えたくなる、自分お記憶に留めたくなる」経験をする事って、本当にありがたいと思うわけです。

 

旅のテーマを考える

 

これは決して必須ではありませんが、もう一歩先に進むためにオススメしています。そうです、テーマ決めです。決して難しいことは考えないでください。例えば、甘いものが好きならばスイーツでOK!犬が好きなら、海外旅行をするたびに、出来るだけ多くの犬に触らせてもらおう…などなど。これだけであなたの旅の色がはっきりと出てきます。